一連のワークフローを一つのアクションとして登録することができます。 登録されたアクションは、カスタムアクションとして別のワークフロー内で呼び出すことができます。 カスタムアクションを呼び出し時に設定できる項目(パラメーター)を指定することもできます。 同じ作業をするが設定値が微妙に異なる一連のフローを登録しておくと便利です。
例)
サイトにログインする(ログインIDとパスワードを設定可能にしておく)
データをダウンロードする(対象のデータを設定可能にしておく)
カスタムアクションでは、次の項目を設定できます。
設定項目 | 内容 | 例 |
ワークフロー | カスタムアクションの元となるワークフローです。※新規登録時のみ設定可能です。 | 「RoboticCrowdログイン」 |
カスタムアクション名 | カスタムアクションの名称を設定できます。 | 「ログインアクション」 |
説明 | カスタムアクションの説明を設定できます。 | 「RoboticCrowdにログインします。」 |
アイコン | カスタムアクションのアイコンを設定できます。 | |
パラメーター:パラメーター名 | パラメーター名を設定できます。設定しない場合は、カスタムアクション名の頭文字が表示されます。 | |
パラメーター:タイプ | パラメーターのタイプを設定できます。選択できるタイプは | Text |
パラメーター:説明 | パラメーターのタイプを設定できます。 | 「メールアドレスを設定してください。」 |
カスタムアクションのパラメーターとして使用したい部分は${}
で囲ってください。 以下の例では${email}
と${password}
がカスタムアクションのパラメーターとなります。
# ブラウザを開く+open_browser_1:action>: OpenBrowserurl: 'https://console.roboticcrowd.com/users/sign_in'headless: true# 文字入力+type_text_1:action>: TypeTextbrowser: +open_browser_1selector: '.input-group--focused > .input-group__input > input'text: ${email}clearValue: falseignoreError: true# パスワード入力+type_password_1:action>: TypePasswordbrowser: +type_text_1selector: '#app > div > div > div > div > div.card__text > form > div:nth-child(3) > div.input-group__input > input[type=password]'password: ${password}ignoreError: true
カスタムアクションページに移動して、「カスタムアクション追加」をクリックします。
カスタムアクションとして使用するワークフローを選択してください。ワークフローを選択できるのは新規作成時のみです。 必要な項目を入力して、「SAVE」をクリックして登録を完了します。 パラメーターはワークフローから推測して表示されます。必要なパラメーターが設定されていなかったり、不要なパラメーターが表示されている場合は、パラメーターの追加・削除を行ってください。
ワークフロー画面でCallCustomAction
を使うことで、カスタムアクションを呼び出すことができます。
詳しくはCallCustomActionのページを参照してください。
カスタムアクションの元になるワークフローを使ったカスタムアクションを使用する場合は、下記のようなワークフローになります。
# ログインアクション+call_custom_action_1:action>: CallCustomActionid: ca_6e2c11788d1087992e28params:email: 'example@example.com'password: passwordmeta:version: '2020-06-18T08:32:05.000Z'interface:params:email: Textpassword: Passwordoutput: Browser